2012年06月04日
ニセコなサイクリング・後半
ランチ休憩の後は、有島のフットパスコースを行くことにしました。まずは駅前からさっき来た道を戻り、踏切を渡ってすぐ右折して、道なりに尻別川沿いを行きます。交通量も少なく、自転車でも走りやすいです。
しばらく行くと踏切。まるでCMにでも出てきそうな雰囲気の踏切でございます。
踏切を越えてしばらくすると、道路がL字にクランクになっていまして、そこの先に、有島武郎の小説「親子」の坂があります。確かに坂ですが、パッと見は坂というより、壁。これは多分相当きつそうだ。しかも先が見えない(汗)。
もちろん自転車は無理。押して登るしかない。路面も雨水が流れたりしてできた轍だらけで、思いっきり凸凹です。マジきつい。距離にしてどのくらいかな? 100mくらいに感じたけど、そんなでもない気もするし、もっとあったような気もする(汗)。途中で振り返ったら、上り口が遙か下に見えた。
とったどー! 羊蹄山が待ってたのだ! 人生谷あり谷あり、七転び八転びでも、いつかこうして良いことがある。登り切った時の気分は最高なのだ。
坂を登り切ったところは畑ですが、そこから舗装路に出ると、すぐに有島記念館。記念館の前には以前使われてたサフォーク牧場の名残が。我々が引っ越してきたときは、まだここに羊さんがたくさん放牧されておりましてね。そんな所縁もあってアワグラスの「羊さん」も販売しようかとなったワケなのです。
旧サフォーク牧場から先は、宮山の周りをぐるっと一周する遊歩道を行きます。ここも小川が流れてて気持ちいいですね。緑がまぶしい。セミはうるさいけど。
途中からは木道になっています。自転車では走れません。というか、危ないので自転車に乗ったまま走行しないように。なので押して歩きます。
着きました。自転車を置いて、ちょっと歩くかな。
ここはニセコ千本桜運動で、何年か前から桜を植樹をし、歩道なども整備しているところです。昨日も植樹会があったようですね。皆さんの努力には本当に頭が下がります。
数年後には桜が咲き乱れることでしょう。素晴らしいです。このあと、宮山のてっぺんの方にも行ってぐるっと回ろうと思ったんだけど、歩くにしても勾配がきつそうなのと、正直、ここまでで結構疲れているので、またの機会ということで(汗)。そんなわけで宮山をあとにし、再び有島記念館方面へ。
途中、高野珈琲店さんがあります。今回は寄りませんでしたが、ここで休憩も良いかもしんない。
有島記念館に戻ってきました。この辺り、のどかな感じで良いところです。この後もフットパスのコースを進もうかと思ったのですが、この先のコースは山道みたいに草木が生い茂っているので、軽装では無理。てか、自転車も無理。そこで役場方面へ進路変更。
役場前の通りです。いつだって振り向けば羊蹄山。たまらんねぇ。
はい、そんなわけで、綺羅街道経由で駅前に戻ってきました。後半だけで、こちらも約1時間半。今回は調査も兼ねて自転車で行きましたが、「親子」の坂とか遊歩道とか、正直、自転車には向きません。このコースは時間を掛けてゆっくり歩いた方がいいですね。それか、自転車の場合は迂回するとか、アレンジした方がイイかもです。
さて、ここからどうしたかと言いますと、自転車を押しながら歩いてウチまで帰りました(汗)。駅からアワグラスまで、歩くとどのくらいか、今一度確かめたかったのでね。私の足で約50分でした。なので、まぁ1時間ってとこかな。駅に戻ってきた時間にもよるけど、バスの時間さえ合えば、グリーンバイクを綺羅乃湯で返却し、バスで帰って来る方法もありますが、天気が良ければのんびり歩くのも良いモンですよ。エゾリスに会えるかもしれないし♪
あ~くたびれた(滝汗)
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Posted by トム at 23:57│Comments(0)
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