良心的

トム

2012年02月13日 23:59


 久々に飲みに出ました。“一人飲み”を覚えたのは、大学を出て社会人になったばかりの頃。最初は先輩に小さな飲み屋に連れて行かれ、次第に一人でも行くようになった。店には常連と呼ばれるいろんな大人がいた。立派な大人もいれば、しょーもない大人もいた。若いときはよく常連さんに誘われて、怪しい店に連れて行かれたりもした。意味もなくケンカを売られたり、よく分からずに説教されたりもした。年上のおネーさんに口説かれたこともあった。いや、おネーさんというか、おばさんだったかもしれない。そーいえば、フィリピン人のおカマちゃんに奪われそうになったこともあったっけ(汗)。振り返れば、あの頃にいろんな人生経験をしていたんだよなぁ。それでだかなんだか知らないけれど、今でも時々一人で飲みに出かけたくなるのでございます。なんだろねぇ。いろんな人が集まるから楽しいんだよ、あの居酒屋って空間はさぁ。サラリーマン時代は会社の中の人間関係が中心だから、違う意味での出会いを求めてたんだろうねぇ。男とか女とか、必ずしもそんなんじゃなくって。結局、今やってる宿業にしたって同じなんだよねぇ。一人でほろっとやってきたゲストさんと、他のゲストさんとの出会い。そして我々との出会い。アワグラスで出会ったゲストさん同士が、地元に戻っても連絡を取り合って一緒に滑りに行ったり、どこかで会って飲みに行ったりとか、そういう話を聞いてると嬉しくなっちゃう。そんな出会いの原点が居酒屋のカウンターにあるような気がして、今もたま~にヒマになると、ふらりと足が向いちゃうんだなぁ。今夜の八角は小ぶりなせいか、700円と安かった。良心的な価格でございます。決して高級魚ではないけど、時価の場合が多いから、嬉しいじゃないの。そんでもって店のご夫婦と他愛もない話でもしてればさ、幸せ気分の酔っぱらいのできあがり。あ~こりゃこりゃ。

 ま、一軒で終わるわけないっつーの(笑)




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