元地元の桜見と懐かしき友との宴 / 一人旅弐日目

トム

2012年04月13日 23:59



 昨日は朝早くから出発し、あっちこっち重いリュックを背負って移動したこともあり、お寝坊さんです。昼頃まで実家でウダウダし、周辺のそば屋を開拓すべく、お昼前にお出かけ。そば屋は二軒はしごした。一軒目はそばは旨かったが、ちょっと残念なことがあった。二軒目は実家に帰るといつも行く店。もりが400円、野菜天が70円と、相変わらずコスパが素晴らしく、つい寄ってしまいたくなる。
 さて、食後はそのまま電車(汽車ではない)に乗り、大宮に出て、埼京線で武蔵浦和乗り換え、武蔵野線で新秋津で降り、ちょっと歩いて西武線の秋津から清瀬まで。清瀬は私が移住する前まで暮らしていたところ。会社勤めもここでした。私が移住した後に、実家が板橋から私の住んでたあとに引っ越してきたので、帰省もいつも清瀬だった。自分にとっては清瀬が故郷みたいなところがある。懐かしいのだ。桜の咲いているこの時季に来たかったのだ。


 駅からバスに乗り15分ほど。以前住んでいた懐かしい団地。終点の一つ手前でバスを降りると、目の前には桜並木。


 団地のホントにすぐ目の前、道路一本挟んだところが桜並木になってるんですわ。残念ながら曇り空で、桜も散り始めていたんですが、これだけ見られればもう満足です。何年ぶりかなぁ。ここでこうして桜見るのなんて、おそらく移住して以来だから、16年ぶりですね。もう懐かしくって懐かしくって、涙が出そうでした。




 川も流れてて、ちょっとした公園になっているんじゃ。近隣住民の憩いの場なんですな。川も膝下くらいの浅さに整備してあるから、入って遊んだりもできる。これでも東京。川の向こうは埼玉だけどね。ここでよくお花見やったもんです。いや~いい環境のところに住んでたんだなぁ。
 しばらく懐かしさに浸ったあと、バスで清瀬に戻ります。途中、立派なけやき通りがあります。清瀬はその昔、作家・内海隆一郎さんの「けやき通りの人々」の舞台となり、NHKでドラマ化されました(山本陽子さん主演)。後に同原作を元に、倉本聰さんの脚本で「町」というドラマにもなりました(大原麗子さん主演)。「けやき通りの…」の方は、住んでた団地の近くでも撮影してて、月極駐車場に留めてあったロードスターを取りに行ったら、撮影中で(山本晋也カントクがアパート管理人役で演技中だった)、ずいぶんと待たされた記憶があります。「町」の方は移住後、網走で見た気がする(汗)


 そんなわけで、清瀬駅前に戻りました。行きつけの居酒屋さんです。


 昔の会社の同僚たちが来てくれるそうで、その前に練習です(笑)。上京したら、どうしてもアジが食べたくなる。軽く飲んでいたら、やってきたやってきた。金曜だもの。懐かしい話をしながら、楽しく飲むのでありました。


 10時くらいまで飲んでたろうか? 東岩槻まで帰るのに終電が無くなっても困る。みんなと別れ、来たときと同じルートで帰る途中、大宮でまだ時間があったので、つい一軒入ってしまった。しかも大宮アルディージャのサポ店だった。そんなわけで、なんだかんだ実家に辿り着いたのは深夜になってしまいました。なんたって住んでないから土地勘ないんだもの。まっすぐ帰れるワケないべさ(汗)




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